もくじ
蜂に刺されたときの対処法
保育をしていて起こりうる心配事の一つに「蜂」があると思います。
子供たちには口を酸っぱくして言い続けても何人かの子供達は「蜂」に悠然と近づき攻撃を仕掛けます。
相手がミツバチだろうと、スズメバチのような危ないものでも関係ありません。
好奇心が勝つのです。
なので知っておくべき
蜂に刺されたときの対処法を紹介したいと思います。
最初はその場を頭を低くしてはなれます。
再び同じ蜂や、仲間の蜂が遅い時間に襲いに来る可能性があるからです!
蜂はフェロモンをだし仲間を呼ぶ修正があるので注意しましょう。
① まずどの蜂に刺されたか確認しながら処置を行います。
どの蜂でも対処法は同じなのですが、保護者への対応などもありますので話しながら、パニックになっている子は落ち着かせながら、どのような蜂だったのか確認をしましょう。
② そして話しながら、まずは患部を流水で流します。
毒を薄めながら、腫れをは冷やす役割もあります。
③ もし毒針が刺さっていれば必ずピンセットなどを使って取り除いてあげてください。
また素手ではやらないように注意してください。
④ 次に刺された部分から毒をだします。
映画やドラマであるような
口で吸い出して、ぺっと吐き出してはいけませんよ笑
指で周りをつまみ
ニキビを潰して
膿を出すイメージで、血とともに毒を排出します。
⑤ 最後に虫刺されの薬を塗ります。
抗ヒスタミン系成分を含むステロイド系軟膏のことです。
薬に書いてあります。
⑥ そしたら保冷剤などで幹部を冷やしてください。
⑦ 症状が思い方、スズメバチなど毒をもった蜂に刺された可能性がある場合は
きちんと医療機関に連絡するようにしましょう。
アナフィラキシーショック
よく聞くアナフィラキシーショックについてもくわしく記載しておきます。
蜂に二回刺されると危ない、とよく聞きますよね。
それはアナフィラキシーショックを起こす可能性があるからです。
一度毒をもった蜂に刺されると、その毒に対する抗体ができます。
二回目にまた刺されると、体内にもともと少量あるヒスタミンという物質が
作用し、ショック症状を起こしやすくなるのです。
またハチ毒に対してアナフィラキシー症状が出た方に
エピペンといわれる症状を緩和する薬剤を打つ場合があるかもしれません。
その存在もすこし頭の片隅に置いておきましょう。
黒い先端を太ももの前外側に強く押し当てるだけで
薬剤が注入される仕組みになっています。
使用した後は必ず医療機関を受診してください。
こどもの体は小さく免疫も未熟です。
蜂は七月ごろから巣をつくりだし
そこから蜂の活動は活発になります。
私たちも保護者として
子どもも、自分の身もしっかりと守っていきましょう。
わたしがいた学童では、蜂に刺されたことを
自慢げに話してくる子供たちがいました。
その子たちは蜂を見かけると何も持たずに突っ込みます。
そして蜂が近づくと逃げます。
子どもたちの心理として、「蜂から自分は逃げられる」
という根拠のない自信があります。
毎年蜂にさされる子はあらわれますので
ぜひこの情報を頭にいれておいてください!