こういう考えもあるんだと参考程度に考えてください。

同じ自閉症と診断されても、その子によって個性は全くちがいます。

気を張りすぎないで、自分自身も余裕を持つようにしましょう。

 

 


自閉症のとらえ方

 

自閉症の利用者さんについて、専門的なことではなく捉え方についてですが、一番大事な事は「自閉症の〇〇ちゃん」ではなく、〇〇ちゃんの性格の中に自閉症のこだわりの強い部分があるんだ。

 

と思うだけでこちらの接し方も変わってくると思います。変に気負ってしまうと関係がぎこちなくなってしまいます。

 

いわゆる「普通」と言われる行動をしていなくても、それがその子の身に対して危険なことではない限りは、共感してあげながら「普通」のやり方も紹介してあげる事が大切だと思います。

 

 


接し方の一つの例

 

自閉症と診断された子でも、特別支援学校ではなく、小学校の中にある支援級と呼ばれるクラスに通っている子もいます、

 

 

その子たちは学校が終わった後、放課後デイサービスや学童に通います。

放課後等デイサービスにおいては、その場所の方針によって、療育中心だったり、預かる事が第一で親御さんたちの負担をへらすのが目的のデイサービスもあります。

 

 

放課後等デイサービスの場合、利用者さんに対し、ある程度職員の数も多いです。

しかし学童の場合は子供の人数に応じて指導員の人数が決まるので、基本的に障がいがあるからと言ってもマンツーマンでは見れません。

 

 

その場合起こりやすいのが、いじめまではいかないまでも、自閉症など、周りから見れば「なんで、今そういうことするのか」ということをしてしまった子に対しての、冷やかしやいじりです。

 

 

友達どうしでも、失敗したりすれば子供はガンガンその子につっこみます。自閉症の子の場合、どうしてそれがダメなのか、がわからずにしてしまう事が多いです。

 

 

それなのにいきなり「そういう事はやめなさい!」と叱っても、理解を得ていないのでうまく伝わらずなんで怒られたのかわからない、でも怒られる事は怖い、嫌だ。

そしていろいろな行動が萎縮してしまう。

という負のループに陥ってしまいます。

 

大事なことは、まわりに冷やかしはやめなさいと言った後、まわりに人がいても気にせず、一対一で話している雰囲気を出します。

 

 

そして、何故今の行動に対し周りから言われてしまうのか、ゆっくり曖昧な表現をせず伝えてあげましょう。

 

 

例にはなるべく、もしその子が同じ体験をしたら自分はどう思うか、を考えさせてあげて難しい場合は、イメージを手伝いながらこうなるんじゃないかな?だからこうした方がいいかもね、とその子主体に考えながらサポートできるようにしてあげたら、その後のその子の行動に変化が出やすいかもしれません。

 


受け取り方の違い

 

私が放課後等デイサービスで
子供たちと接していて
感じたことの一つに、受け取り方の違いがあります。

 

 

自閉症などを診断された子たちの中には
やはりこだわりが強い子も多いです。

 

 

でもそのこだわりがどのようなところで強くなるかは
子供たちによってまったく違います。

 

その中でいくつかの子達に
共通していたかな、と思ったことのなかで
先ほどの受け取り方の違いがあり

 

少し言った冗談もまっすぐに受け止めたりします。

 

そこはやはりこちらが気をつけてあげなければいけません、

もしかしたら傷ついてしまうこともあるからです。

 

またこだわりが強いということは
逆にまったく無頓着な部分もあるということです。

 

ある子は食事にあまり興味がなく
それよりも遊んでいたいという事でした。

 

 

しかし一日預かるときに
お昼を食べないということは流石にまずいので

 

ちょっとでもいいから食べようか
お母さんも心配するし、私も心配だから

と言って、お弁当をテーブルに
広げてくれたのですが

スプーン一口分をたべて
すぐにフタをしてしまいました。

あれ、ちょっと少ないかも
あとすこしたべない?

と聞いたら

さっきちょっとって言ったじゃん
嘘つき

と言われてしまいました。

私は嘘をつく気なんて少しもなく
その言葉に衝撃を受けました、

自分の言葉の足りなさに悲しくもなりました。

その気はなくとも
その子には嘘をつかれた、と感じさせて
しまったからです。

 

 

言葉の重みというのも
その子によって、違います。

 

 

接していくうちに、その子その子の
個性、特徴をちょっとずつですが
把握できると思います。

 

 

自分ではこう受け取る、でもこの子ならどうかな?

時々そういったことを
ちょっと深く考えてみてください。

なかなか毎回考えるのは

大変です。

無理はしないように、
どちらが頑張りすぎても良くないので。

 


会話について

 

その子の好きなものを、一割でもいいから調べてみる

こだわりが強い子たちの中には、好きなものへのこだわりが強く
そのことに対して、尋常じゃないほど詳しい子もいます。

 

私が接していく子たちで多かったのが
ヒーローものや、戦隊もの、あとは電車に詳しい子たちです。

 

ほかの方が接している様子も見ていて思ったことは
その子が急に戦隊ものの話をしてきて、自分はわからないので
「へーそうなんだ!」とリアクションはするまでもそこで終わってしまう状況が
おおいということです。

 

 

ほかの子どもたちとの会話も聞いてみると
やはり詳しさの度合いが違いすぎて、お友達も話についていけず
「よくわかんない」となり話ができていなかったりします。

 

そこで
私たちがその子の好きなものについて、一割でもいいから調べて知識を
持ってみる。

ネットが普及し、皆さんスマホも持っていると思います。

ちょっと調べるくらい造作もないと思います。

大体の人が相槌だけの

10対0の会話だと思います。

しかしそれが9対1になるだけで状況は変わってきます。

その子がしたかった細かい話まで

すこしですが進むことができ、

 

 

「このヒーローと、このヒーローだとどっちが好き?」
という質問にも、ちょっとしらべて見た目さえ知っていれば
「赤いのがかっこよくてすきかな?」
など一歩ステップアップした会話をすることができます。

 

相手と会話するために調べるという行為は
同じ年齢の子供たちは、してはくれません。
でも私たちはそれをおこなうことができます。

 

 

 

放課後デイサービスや学童で働くとき
ただ毎日出勤して子供たちと遊んで、終わりというわけではなく
家にいるときのほんの数分でも、自分が接するこのことを

 

思い出してみて、どんなテレビをみていたりするのかな?
と考えてあげてください。

その子を知ることは、その子の療育にも深く深くかかわってきます。

それは保護者の方も一緒で、
なかなか仕事だったり、一人でお子さんを育てて大変で
ほんとに時間はないと思います。

私も送り迎えをしている中で、大変なご家庭をたくさん見てきました。

なので一日五分だけでもいいので、一緒にアニメやテレビを見て
その子とその話題で会話してみてください!

 

 

また新しい視野が開ける方もいるかと思います。

 

 

職員の方は
その子の好きなことの話題を振ることがでれば
あまり人と話すことが苦手な子も、何人かに一人は
苦手意識よりも「話したい」という気持ちが勝って
話してくれることがあります。

 

 

それをほんとにちょっとずつくりかえして
(話したくない子にあまりに頻繁に接しすぎると
心の容量がいっぱいになって、ストレスをかんじてしまいますので
その子の性格を考えてあげてください)

 

 

そしてある時
初めてその子のほうから話しかけてくれたりすると
それだけで疲れがふきとぶほどうれしかったりしますので

大変だったり、理解するのが困難な時もありますが
子どもたちと過ごす時間を、楽しいと思える時間がふえていただけたら
幸いです。

長々と失礼しました。

 

 


 

子どもたちの呼び方について

 

 

たくさんの子供たちをみる立場において、呼び方はとても大事なことです。

例えとして、太郎くんがいたとします。

 

基本は、くん、ちゃん、またはあだ名がいいとおもいます。
一番難しいところが呼び捨てです。

敬称を外すことで、親しさが出る部分もあります。
ですが私の、個人的な意見としては敬称はつけたほうがいいです。

敬称があっても充分親しくはなれるし、親とはまた違う立場だからです。

 

 

また放課後デイサービスなどにおいては
こだわりがつよい子もいるので、その子に呼び捨てを注意したのに
なんで〇〇さんは僕やあの子を呼び捨てするの?

ということになったりもします。

 

 

年上だからという理由はあまり通用しません。
明確な納得できる理由としては、不十分だからです。

なのでなるべくなら敬称をつけたほうがいいとおもいます。

 

 

また職員間の呼び方も
〇〇さん、よりはあだ名を使い、子供たちにもそれで呼んでもらう方が
深い関係を築きやすくなるかとおもいます。

 

 

親御さんでもない、しかし先生でもない。
しかし学童やデイサービスは子供たちの学校が終わった後に
最初に帰る場所。

それを大事にしてほしいとおもいます。

 

いくつか私がこどもたちと接してみて、自分なりに気を付けていること

感じたことなどをまとめてみました。

今読んでいる方が、同じ子に接するわけではないですが

すこしでも参考になればいいかなと思いました。

長文なので時間があるときに、気になるところを

よんでいただけたら幸いです。

 

 

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